明らかに睡眠の質が良くなっている
こんにちは 東大卒×元駐在員×うつ病 じんじょ です。
リフレックスが3錠に増え、明らかに眠気の副作用が強くなりました。
寝ている時間は夜の12時から翌日のお昼すぎまで、まる半日。それまでと変わりませんでしたが、起きてからも少しまどろむ感じがします。
ただ、眠気を除けば大きは不調もなく、日中は穏やかな心持ちで過ごすことができました。
相変わらず実家で両親の世話になりながら暮らしており、まだまだ活動的にとは行きません。それでも、昼間は資格試験に向けた勉強に、少しずつ取り組み始めました。
そうして過ごしているうちに数日が過ぎ、ある変化に気づきました。
明らかに睡眠の質が良くなっている!
朝起きるまでの12時間、しっかりと深い眠りが得られているように感じたのです。
それまでは、雨戸の音が気になって明け方まで寝付けなかったり、悪夢にうなされて夜中に目を覚ましたり、という日がたびたびありました。
毎晩、「今日も寝られなかったらどうしよう…」とか、「うなされて夜中に起きてしまったらどうしよう…」という不安を抱えながら床に就いていたのですが、その不安も徐々になくなっていきました。
しっかり眠ることができるという自信が大きな安心感をもたらしました。
この安心感が体調全般に対して良い方向に働いたような気がします。眠気の副作用が強まった一方で、それ以外のうつ症状全般が明らかに軽減していきました。
睡眠の大切さを改めて痛感しました。
久しぶりの平穏な日常
体調が回復してきたおかげで、数カ月ぶりにスポーツをすることもできました。
兄弟が趣味のテニスに誘ってくれて、わずかな時間ですが、久しぶりに体を動かしました。やっぱり運動すると気持ちが良い。
日中のまどろむような眠気や、頭痛などの不調はありましたが、それまで苦しめられていた突発的なイライラ発作やムカムカする感じ、ソワソワする症状はすっかり影を潜めました。
気がつけば熱っぽさを感じることもなくなっていました。
ここまでうつ病と診断を受けてから3ヶ月近く、振り返れば長く暗いトンネルの中を彷徨っているようでしたが、久しぶりにまともな日常を取り戻し、安らぎの平穏な日々が訪れたように感じました。
2週間が過ぎ、診察の日がやってきます。今回は自信を持って診察に臨むことができました。病院へは父に付き添ってもらっています。
先生に、睡眠時間が伸びて日中に眠気を感じるというマイナス要素が増えた一方で、
- 3錠にして明らかに睡眠の質が改善したこと
- 夜寝る前の不安がなくなったこと
- 全般的に大きな不調もなく過ごせたこと
を伝えました。
「良くなってきているようですね。今まではとにかく安静に過ごすよう努めてもらいましたが、これからは散歩や筋トレをして体力をつけたり、読書や勉強で頭を使ったりして、積極的に負荷をかけていきましょう」
と、先生がおっしゃってくださいました。積極的に負荷をかけていくことは、治療を開始してから初めての提案です。
診断書の期限が近づいていたため、休職の期間は延長することになってしまいましたが、治療のステージが一つ次の段階に進めたことに喜びを感じました。
朝の起床時間について、父が次のように先生に質問をしました。
「お昼すぎまで寝てしまっているが、そろそろきちんと朝起こして一日三食しっかり食べる生活をさせたほうが良いのでしょうか」
先生曰く、いきなり3時間起床時間を早めるのは大変だと思うので、たとえば、まずは11時起床を目指してみる、次は10時半、といった具合に1-2ヶ月先の復職を目指して、仕事に行く時間に起きられるよう少しずつ前倒しをしていけば良い、とのことでした。
薬に関しては、2.5錠で数日試してみて、もし症状がぶり返すなどして調子が悪くなれば自己判断で3錠に増やして構わない、と説明を受けました。
(続く)